最高額は誰だ! 日本代表デビュー時の市場価値ランキング16位。引退後も大活躍! 持っているムードメーカー
並外れたタレントのみがたどり着ける日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
16位:槙野智章 生年月日:1987年5月11日(36歳) デビュー:2010年1月6日 デビュー時の市場価値:170万ユーロ(約2億3800万円) デビュー時の所属クラブ:サンフレッチェ広島 現在はバラエティやサッカー解説者、監督などマルチに活躍する槙野智章が、日本代表デビュー時の市場価値ランキングで16位に入った。2009年5月のキリンカップに臨むサッカー日本代表に選出されたが、出場なしに終わった。それでも、2010年1月6日に行われたアジアカップ最終予選のイエメン代表戦でA代表デビューを果たしている。その当時の市場価値は170万ユーロ(約2億3800万円)だった。 サンフレッチェ広島ユース出身の槙野は2006年にトップチームに昇格。2008年にはJ2優勝とJ1昇格に大きく貢献し、翌シーズンのJ1ではDFながら8得点を挙げている。2010シーズンに全34試合に出場し、初のJリーグベストイレブンに選出。2011年1月からドイツのケルンでプレーすることになった。 念願の欧州でのプレーだったが、2012年1月に浦和レッズへの期限付き移籍でJリーグに復帰。翌年に完全移籍へ移行すると、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献した。浦和を退団することが決まっていた槙野だったが、2021年12月19日に行われた大分トリニータとの天皇杯決勝で後半アディショナルタイムに劇的決勝ゴールを記録し、チームの8度目の優勝に貢献。浦和でのラストマッチで決めるという、まさに持ってる男だ。 現役時代はピッチで、フィジカルとヘディングの強さを活かした守備でCBとしてDF陣を牽引。ゴール後のパフォーマンスでも観客を喜ばせ、ピッチ内外でムードメイカーとしてチーム全体を盛り上げる姿も印象的だった。日本のサッカーファンに愛された槙野は、2022シーズンを最後にヴィッセル神戸で現役を引退。引退した今でも日本サッカー界のために尽力している。
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