パロディフライが公開通し稽古「せのぶら」の妹尾和夫ら熱演
劇団パロディフライ「姉さん、男前!」通し稽古 12日から公演 THEPAGE大阪
ABC朝日放送の「とことん全力投球!!妹尾和夫です」や「せのぶら」などで知られる俳優の妹尾和夫が主宰する劇団パロディフライの公演「姉さん、男前!」の公開通し稽古が11日、大阪市北区のシアタードラマシティで行われ、妹尾のほか、安井牧子や岩崎なおあきらがハートウォーミングな芝居を熱演した。同公演の脚本を担当した同局の郷田美雄さんは「今回は攻めてますので」と笑顔で話していた。
同劇団の公演は毎年恒例のもので、今年で25回目を迎える。物語は神主を務める明(妹尾)が後輩で医者の次郎(岩崎)から脳の腫瘍で余命半年と宣告を受け、後にそれが誤診と分かる。 だが、その内容がすでに多くの人に知られ、明の大親友だった総一郎の彼女で、現在はメキシコにいた「姉さん」と呼ばれる春子(安井)にもその知らせが届き緊急帰国。それによって思わぬ展開の数々が待ち受けるというもの。 妹尾は今回の芝居に「男2人女1人の3人が中学時代からそれぞれ思っている思いが、何十年もしてお互いを大事に思ってる。けど好きと言えない関係。今回は国境を越えたハートウォーミングです」と話す。 また、妹尾とは、かつて放送されていたドラマ「部長刑事」で古くから付き合いが縁で脚本を担当し、土曜ワイド劇場など数々のドラマのプロデューサーを務めてきた郷田さんは「今回はメキシコに始まり最後は・・・ハートウォーミングを基本に今回は攻めてますので、ぜひお楽しみ頂ければ」と笑顔で話していた。 同公演は12日は午後6時半から、13日は午後1時から同劇場で行われる。