四国中央の篠原市長、退任時期遅らせる考え 市議会で表明(愛媛)
2025年4月の任期満了を待たず3期目途中の今秋で退任する意向を表明していた愛媛県四国中央市の篠原実市長(74)は27日、9月定例市議会最終日のあいさつで、退任時期を遅らせる考えを明らかにした。 篠原市長はこれまでの取材に対し、9月定例会初日に退任を表明し、選挙にかかる経費の削減などを勘案して11月10日告示、17日投開票の市議選と同時に市長選を行う意向としていた。引退表明を見送った理由として篠原市長は、衆院選と重なった場合の市民の混乱や市職員の負担増などを挙げ「一歩下がって、任期は自分だけで考えたい」と述べた。新たな退任時期には言及しなかった。市長の任期満了は25年4月27日。
愛媛新聞社