ベレッティーニがケガから復帰後のツアー2戦目で決勝に進出「今週で一番厳しい試合だった」 [ハッサン2世グランプリ/テニス]
ベレッティーニがケガから復帰後のツアー2戦目で決勝に進出「今週で一番厳しい試合だった」 [ハッサン2世グランプリ/テニス]
ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/4月1~7日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で元世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第7シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)に6-7(4) 6-3 6-2で逆転勝利をおさめ、ケガから復帰後の初優勝に王手をかけた。 ~ハッサン2世グランプリで決勝に進出した元世界6位のベレッティーニ選手~ 3-5から巻き返したベレッティーニはタイブレークの末に第1セットを落としたが、第2セット以降はすべて自分のサービスゲームをキープして2度ずつブレークに成功して2時間42分で勝利をもぎ取った。 「3時間近く戦ったからかなり疲れているけど、本当に幸せだ。間違いなく今週で一番厳しい試合だったと思う。非常に安定した試合をした彼(ナボーネ)を称えたい」とベレッティーニは試合後のオンコートインタビューで語った。 「観客の皆さんに凄く助けられた。素晴らしい応援だった。少し疲れているけど、明日の決勝を楽しみにしているよ」 ケガから復帰後のツアー2戦目に臨んでいるベレッティーニは世界ランクを135位まで落としているが、決勝に進出した時点でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで95位に浮上した。 2022年6月のロンドン以来となるツアー8勝目を目指すは決勝で、パベル・コトフ(ロシア)を6-4 6-2で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。 ダブルスは決勝が行われ、今大会で初めてペアを組んだ第4シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)が第2シードのアレクサンダー・エルラー/ルーカス・ミードラー(ともにオーストリア)を3-6 6-4 [10-4]で倒してタイトルを獲得した。
テニスマガジン編集部