【バレー】東レ・富田将馬「今日はウルフドッグスさんの方が粘り強いバレーを自分たちよりしていた」V1男子会見
11月5日に三島市民体育館(静岡県)で行われたバレーボールV1男子、東レvsWD名古屋の試合後会見コメントのうち東レ分をお届けする。
富田将馬、李博、徐克選手(東レ)
■東レアローズ ●富田将馬選手(アウトサイドヒッター) 昨日と同じ展開で全部のセットウルフドッグスさんに先行されてしまいました。 第2セットは何とか途中で修正して取ることができました。 それは1つ成長できたところです。 2日連続で勝てないと意味がないと思っています。 相手が(自分のチームに対して)どう対策して来ようとも自分たちが試合の中で修正して勝つことができればもっといいチームになっていくと感じているので頑張ります。 ●李博選手(ミドルブロッカー) 富田が言ったことと同じで第2セット取り切れたことは自分たちで認めていいと思います。 第2セットの盛り上げるような展開を第3、4セット、最初からできなかったということも敗因だと思います。 序盤の入り、ギアを上げるところ、集中をするところを含めこれから頑張ります。 ●徐克(シュカ)選手(アウトサイドヒッター・オポジット) 第2セットに(途中出場して)チームに役立つことができたので本当に嬉しいです。 その後にその状態を続けることができず残念でした。 これから自分の能力を発揮できるように頑張ります。 ――全員に。WD名古屋さんのような粘りのあるチームと昨日、今日良い戦いができたのは攻撃面、守備面どちらが良いからか? 富田:どちらもです。守備もブロックをきちんとした場所で飛んでその脇にディグが入ることで今日も何本かいいディグが上がりました。クレク選手のスパイクも上げることができていました。 そこが第4セット崩れ始めてしまったので先に出られる展開になりました。ディグの面もそうですし繋ぎの部分で「ネットに寄せる」というのを心掛けてやっています。 それが要所で見られたことはこれからに繋がっていきます。守備も攻撃も徐々にレベルアップできていると思います。 李:一番は守備面です。ブロックを抜けたところにレシーバーが入って上がるケースが増えています。 そこからの繋ぎ(2タッチ目)もいい場面が多くなってきています。 そこは継続しつつもっと2段(セット)の精度を上げられるようにさらに頑張ります。 徐:今日のWD名古屋の試合で私は初めて長い時間プレーをしました。 詳しいことはまだ分析できませんが次の試合に向けて頑張っていきます。 ――昨日と今日の試合で違いを感じたところは? 富田:昨日の方がこちらの粘り強さがありました。 その面では今日はウルフドッグスさんの方が粘り強いバレーを自分たちよりしていました。 その差かなと思います。サイドの(アタック)決定率を見ても自分たちが上ですし、サーブのミスはそれほど差がありません。 リバウンドを使って繋いでいた点が今日はウルフドッグスさんが勝っていました。 李:今日は(髙橋)健太郎の代わりに私が入りました。 ブロックタッチは健太郎の方が多かったです。その点今日は私の方が少なかったです。 もっと自分がブロック力に関して成長しないといけないなと感じています。 徐:昨日の方がWD名古屋さんの対応の変化に東レが対応できていました。 今日は向こうの変化に対していい対応ができなかったのは敗戦の一つの原因だと思います。 ――徐選手に。初めて長い時間プレーをしたが改めてVリーグでプレーをした感想は? 徐:Vリーグの試合でプレーできてうれしいです。たくさんのファンの方に応援頂いたことは凄く良いことです。 チームの雰囲気も大好きです。 今日の試合としては、ブロック、サーブレシーブが足りないと感じました。 これからも自分のプレーのレベルを上げてチームの皆さんと頑張っていきたいです。 ――今日はいつにも増して東レの選手がプレー後に走っていました。走り回ることによって気分が上がることはあるか? 徐:走ることがウチのチームの文化の一つです。 自分も走り回ると気分が上がるので好きです。 新人としては皆さんと同じようにしないといけないので自分も走り回ります。(笑) 富田・李:やらなくていいよ。やらなくでも大丈夫。 徐:自分もやっぱりやりたいです。 ――富田、李選手に。昨日も今日もチケットが完売(11/4 1287人、11/5 1390人)したが改めてファンの応援について。 富田:チラシ配りを静岡駅、沼津駅、三島駅でやりましたのでその成果が少しずつ表れているのは嬉しいことです。 バレーボールを見に来てくれる人が増えることによって自分たちも頑張ろうを思えますし、その中で勝利を届けられることがよりファンの方も多くなっていってチーム全体としても士気が上がってきます。 こういう満員の会場でやれることは嬉しいのでこれからもこういう活動を忘れずに臨んでいきたいです。 李:満員の中でプレーできることが誇らしいです。お客さんが入っていただけると選手のモチベーションがより上がります。 勝負所で決まったりすると一緒に盛り上がっていただけます。 そこのエネルギーも感じて(会場が)一体になれるので嬉しいです。 その反面来ていただけるからには試合を通して笑顔、感動を与えないといけないのでそこに責任を持って頑張っていきます。 ――徐選手が入ることにより変わるところは? 富田:徐克選手は攻撃が強い選手だと思います。その分自分がパスをカバーしていかに気持ちよく打たせるか、ストレスなくゲームができることが自分の役割です。 徐克が入るからにはより頑張らないといけないです。 李:徐克は攻撃力があります。サーブも勢いがありますし、もちろんスパイクもです。 スパイクの高さ、ブロックも(相手の)脅威になるのでそこはこれからも存分に発揮して貰いたいと思います。 ――李選手に。今日はサーブレシーブをしていたが。 李:どのチームもショートサーブを狙うことが多くなっているので、前はミドルの選手が何とかカバーしようということで今やっています。さらに精度を上げられるように頑張ります。