「女性の不穏情報」まで…玉木雄一郎“グラドル不倫”が政界を右往左往させる「“玉木潰し”の正体」
『国民民主党』玉木雄一郎氏が石破茂首相を差し置いて“政界の主役”に躍り出ている。 11月11日の『フラッシュ』が元グラビアアイドルで、タレントの小泉みゆきとの不倫をスクープ。2人は10月に都内のワインバーで密会、7月にも香川・高松市の同じホテルに宿泊するなど逢瀬を重ねていたという。 【写真あり】31年前の再現も…国民・玉木代表の裏で暗躍する「剛腕議員」の名前 2人はともに香川出身で、小泉は高松市観光大使を務める。玉木氏は妻帯者だ。 これを受けて玉木氏は同日、黒のスーツに身を包んで謝罪会見を実施。神妙な面持ちで 「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げる。本当に申し訳ありません」 と語った。 ◆女性ばかりが軽んじられている ネット上では潔く不倫を認めたこと、政治的手腕とプライベートの不祥事は別という理論から玉木氏の対応を評価し、一旦は火消しできたように見えたが……。 「その後、会見でカンペを見ていたことが発覚。さらにお相手の小泉さんが高松市観光大使を『解任される』とウワサされ、代表続行する玉木氏と“処分の差”を追及する声が上がった。そこから『女性ばかりが軽んじられている』といった話に飛躍し、どんどんややこしくなっている」(スポーツ紙政治担当記者) 関係各所を取材すると、高松市役所から小泉に「解任」を通告した事実はなく、役所側は小泉側からの返信がなく、困っている状態だという。 11月15日には小泉に関する「不穏な情報」が流れ、マスコミが裏取りに奔走。結果的に玉木氏本人がSNSで 「弁護士で事実確認を依頼し全くの虚偽情報であることを確認しました」 と言及するに至った。 玉木氏が推し進める“103万円の壁撤廃”とガソリン価格のトリガー条項解除に“抵抗勢力”が多いことは事実。同時に既得権益にメスを入れんとする玉木氏をドラクエよろしく“勇者”のように崇めるネット民も多い。 先の総選挙で自民党が大敗し、政界のキャスティングボートを握った玉木氏を財務省が 「狙い撃ちにした」 とする説まで浮上している。 経済アナリストの森永卓郎氏はニッポン放送のラジオ番組で 「やっぱりやったな。財務省に逆らうと、必ずこういう目に遭うんですよ。財務省が玉木さんを潰しにいったんですね」 と推察。その後も 「それで税務調査が入ったり、スキャンダルを公にされたりって必ずやってくるんですよ。で、スキャンダルのなかった安倍元総理の場合は嫁が天真爛漫だったんで、嫁をやりにいったんですね」 などと止まらなかった。 ◆“日本版CIA”の内閣情報調査室 果たしてそんなことがあるのだろうか? メディア関係者が苦笑する。 「陰謀論の類ですよ。典型的なお役所仕事の財務省が、おカネや税金のことならまだしも、議員の下半身スキャンダルを調べる術はありません。日々の業務に疲弊していてそれどころではない。フラッシュはやろうと思えば選挙前に(不倫報道を)出せたと思いますが、玉木氏がキーマンになるまで機が熟すのを待っただけですよ」 ネット上では“日本版CIA”を標榜して作られた内閣情報調査室の存在を挙げる者もいる。 こちらについても前出の関係者は 「米国の本家CIAとは雲泥の差(笑)。陰謀論界隈では日本を牛耳る“ヤバイ組織”として扱われることもありますが、そんなことはない。彼らのネタ元がマスコミだったりしますからね。この間も内調の人から『メシでも食いましょう』とのん気に電話が来ましたよ」 と明かす。 もっとも、103万円の壁撤廃をめぐっては、総務省側から全国各地の首長などに「反対の立場」を申し入れる文書、もしくはレクチャーがあったことが発覚。再び 「玉木潰しだ!」 と大騒ぎしているが、ウラを返せば総務省の“工作”はすぐバレるほど稚拙だった。 「しょせんこの程度なのですから、玉木氏の不倫報道を“仕掛ける”なんてできるわけがない。むしろ、玉木氏側がそれらを利用して“既得権益と戦う勇者”のような構図を作っていると思いますね」(同・メディア関係者) 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は11月13日に国会内で開いた会見で、玉木氏の不倫報道を受け、党の倫理委員会に事実関係を委任したことを明かした。会見で榛葉氏は 「プライベートなこととはいえ、世間をお騒がせし、国民の皆さまに失望を与えたわけだから、まずは党として倫理委員会に委任して調べてもらうことということだ」 とコメント。党の品行を汚す行為にあたると判断された場合は、処分を受ける可能性があるという。 永田町関係者によると 「こちらでは『103万円の壁撤廃』の議論に一定のメドが立てば、玉木氏は辞任するという見方がもっぱら。後任は榛葉幹事長だろう。彼は『趣味が玉木雄一郎』と豪語する人物だから、代表が変わっても『国民民主=玉木雄一郎』なのは変わらない。むしろ動きやすくなるのではないか」 という。“勇者”玉木雄一郎の冒険は続く――。〟
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