STU48からKLP48へ移籍、甲斐心愛の壮行会が開催「過去も全部抱きかかえて全力で羽ばたいてきます!」
「KLP48」に移籍する甲斐心愛の壮行会
2部のアンコールでは、6月から「KLP48」に移籍が決まっている甲斐心愛の壮行会が行われた。アンコール後、客席からのWアンコールに応える形で甲斐がステージに登場。 スピーチでは「本日は甲斐心愛壮行会を開いてくださって、本当にありがとうございます!私は2ndシングルの『風を待つ』で選抜メンバーに入って、それからどんどん序列も上がっていったのですが、ふと考えるとそれは卒業して行くメンバーのポジションにスライドしてどんどん上がっていっただけで、自分には実力がないんだなと思いながら活動していました。 自分の実力がどれくらいあるかはSTU48しか知らないとわからないし、外の世界も見てみたいなと思っていました。そんなときにKLP48ができたと知って、『よし、一度外に出てみよう!』と思って移籍することを決断しました。 STU48とKLP48を兼任する選択やレンタル移籍という選択もあったんですけど、人生を賭けてKLP48のオーディションを受けたメンバーとこれから出会うにあたって、私もそのメンバーと同じラインに立って同じ目線で人生を賭けてクアラルンプールで全力で頑張りたいと思って完全移籍を選択しました。 発表したときは皆さんを驚かせたと思うんですけど、今の私の姿を見てもらって、少しでも認めてもらって、みんなを『心愛ならできるぞ!どこまでも応援するぞ!』という気持ちにさせて、マレーシアでも全力で頑張ろうと考えています。 STU48を応援してくださる皆さんがただの中学生だった私をアイドルにしてくれて、ここまで成長させてくれて、育ててくれて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました! ここで出会えたメンバーも本当に宝物みたいな縁で、スタッフさんも先程ビデオメッセージをいただいた方々も目の前にいるファンのみなさん、画面の前で見てくださっているファンのみなさん、家族も友達もマレーシアに行っても絶対に忘れないし、過去など忘れてとか過去を置いてという言葉もありますが、私は過去も全部持って行って、抱きかかえて、全力で羽ばたいてきます!STU48は離れても同じ48グループなので、これからも引き続き応援よろしくお願いします!本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。 STU48として最後のパフォーマンスとなる『ジワるDAYS』を披露し、最後はキャリーバックを手に「行ってきます」とコメントするとメンバーや客席からは「行ってらっしゃい」のコメントと共に大きなエールが送られた。 最後はメンバーから甲斐へ贈られた『大好きな人』の歌唱と共に、成田空港から旅立つ甲斐の映像、そして「7年間ありがとうございました。みんなのこと、絶対に忘れないと約束するよ。また会いましょう。STU48甲斐心愛」というメッセージがスクリーン上に映し出されて幕が下ろされた。 13歳、中学1年生でSTU48のオーディションを受け、2017年3月に結成されたSTU48の1期生となった甲斐。STU48として長く活動してきたなか、外の世界に触れて強い刺激を受けるためKLP48に移籍するという決断に迷いはなかったという。後輩にバトンを渡す時だ!そんな気持ちもあったという。 「STU48でやり残した事はない」と断言。「STU48で過ごした充実感とともに、異国の地で2回目の1期生としてグループを引っ張っていきたい」と意気込む甲斐の背中を後押ししたい。
ENTAME next編集部