<齊藤京子>「ドラえもん」誕生日SPでゲスト声優に 古代ギリシャの吟遊詩人役 物語の鍵を握る“歌”披露
アイドルグループ「日向坂46」の元メンバーの齊藤京子さんが、人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の9月7日午後6時56分から放送される「ドラえもん誕生日スペシャル」にゲスト声優として出演することが分かった。齊藤さんは、オリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」に登場する古代ギリシャの吟遊詩人を演じ、物語の鍵を握る“歌”を披露する。YouTubeでは、吟遊詩人が弾き語りをする歌が公開されており、「誰が歌っているのか?」と話題になっていたが、それが齊藤さんの歌声だったことが明らかになった。 【写真特集】齊藤京子が「ドラえもん」に! 吟遊詩人役で歌声も披露 貴重なアフレコの様子も
「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、「ドラえもん」の約5年ぶりとなるオリジナル中編エピソードで、シリーズ史上初となる古代ギリシャを舞台にしたエピソードとなる。劇団ヨーロッパ企画の代表で、「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる上田誠さんが脚本を手がける。ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちが、“世界で初めて誕生日ケーキが作られた”と言われる紀元前5世紀のギリシャへタイムスリップしようとするも、タイムマシンを誤って操作してしまい、さらに1000年前の紀元前15世紀のギリシャに迷い込む……という展開。
齊藤さんがアニメで声優を務めるのは、「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」(2023年)以来、2度目。「ドラえもん」への初出演に「いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです」と喜んだ。吟遊詩人役の齊藤さんは劇中で歌を披露するが、日向坂46の楽曲とも、自身が大好きな昭和歌謡とも異なり、“詩”を語りかけていくようなゆったりとした旋律で、新たな歌の世界にチャレンジした齊藤さんは「いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人になりきって歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンのみなさんが聴いたら一瞬で『あれ?』ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います」と語っている。