闇バイトの隠語「UD」とは? 被害急増で宮城県警が緊急会合 サイバーパトロール強化へ
仙台放送
闇バイトが関係する事件は全国で相次いでいます。宮城県警は11月7日、緊急の会合を開き、対応を話し合いました。SNSなどを使った闇バイトの勧誘は犯罪であることを隠す言葉が多く使われます。例えば「UD」という言葉、一体何を指す隠語でしょう。 宮城県警が7日、緊急で開いた闇バイトの対策ミーティング。サイバー犯罪対策課と県内のIT企業が闇バイトの実態について情報を共有しました。高額報酬などをうたい文句にSNSを中心に暗躍する、闇バイト。その勧誘は犯罪であることを隠して行われるケースがほとんどです。 例えば「UD」という言葉。警察によりますと、Uは「受け子」、Dは「出し子」を意味し、特殊詐欺をほのめかす隠語とみられています。他にも「高額」「即日即金」「ホワイト案件」など、楽で簡単に高収入を得られると強調する募集には注意する必要があるということです。 宮城県警サイバー犯罪対策課 津志田浩孝課長補佐 「闇バイトは通常のアルバイトよりも高額な報酬を示されることが多いです。そういったことに気を付けてインターネットを利用していただきたい」 県警はサイバーパトロールを強化していて、ネット上で特殊詐欺などの犯罪に関連する投稿を今年に入り約5千件確認したということです。
仙台放送