【日経平均採用銘柄】旭化成(3407)の株を1年前に買った人、本当はいくら儲けたのか【配当金・株価】(2024年3月1日終値ベース)
株式を購入する際に、皆さんが気にするポイントは何でしょうか。 それぞれの人によって、株式を購入する理由は異なると思います。例えば、「その会社の商品を愛用しているから」とか、「経営哲学に好感が持てるから」といった理由です。しかし、多くの人が気にするのはやはり「リターン」ではないでしょうか。 【株価チャート】旭化成の直近1年の株価推移をチャートで確認 株主優待や配当は、リターンを実感しやすい要素かもしれません。しかし、株価は市場の動向や企業の業績に影響を受けて変動し、リターンに大きな影響を与えます。 株式投資を行う場合、株価の上昇や下落には細心の注意を払っておく必要があります。 そこで今回は、旭化成 <3407> について、「1年前に100株を買った人の、本当のリターン」を振り返っていきます。 それではまず、配当金について見ていきましょう。 ※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。※記事中で記載の株価は全て終値となっています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
旭化成(3407)の配当金のリターンはいくらか
旭化成の株式を1年前に買い、持ち続けたとすると、「2023年3月期の期末配当」と「2024年3月期の中間配当」を受け取ることができます。 なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。 今回の検証では、以下のような想定となります。 ・株式の取得日:2023年3月1日 ・株式の取得価格:953.8円(取得日の終値) ・2023年3月期・期末配当:18円 ・2024年3月期・中間配当:18円 ・100株ベースの配当金のリターン:3600円
旭化成(3407)の株式投資のリターンはいくらか
次に、株価変動によるリターンを計算します。 ・株式の取得日:2023年3月1日 ・株式の取得価格:953.8円(取得日の終値) ・取得から1年後の日付:2024年3月1日 ・1年後の株価の終値:1074円 ・100株ベースの株価変動によるリターン:+1万2020円 そして最後に、配当金と株価変動によるリターンを合わせて計算します。 ・配当金のリターン:3600円 ・株価変動によるリターン:+1万2020円 ・トータル・リターン(金額ベース):+1万5620円 ・トータル・リターン(%ベース):+16.4% リターンの計算は以上となります。
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