ナッツにドライフルーツに野菜に洗剤まで 量り売りで「乙に」買い物 バルクショップ
キノトマでは、週に2日、地元農家で農薬を使わず育てられた新鮮な野菜の量り売りもしています。 さらに。 客 「私、きょう買おうかなと思っているのは味噌。あんまりない、調味料の量り売りっていうのは。ありがたい、日頃、使うもので」 他にも店内を見ると、こんなものも。洗剤の量り売りです。 バルクストア キノトマ 店主 青木麻衣 さん 「洗剤って、容器を買って、その中がなくなったら、詰め替えを買ってきて、それを詰め替えるというのが日常的だと思うけど、そうすると、詰め替えのパックすらゴミになってしまう。それもない」 「キノトマ」は、単なる量り売りの店ではなく、店主・青木さんの、食や環境へのこだわりが詰まった店。 その店名、漢字にすると、こう書きます。 ”乙(きのと)間(ま)” バルクストア キノトマ 店主 青木麻衣 さん 「甲が1番、乙が2番、丙が3番みたいに言われるが、『乙だね』という言葉があるように、『2番目だけど、ちょっといいね』みたいな言葉がある」 「『乙』は"きのと"と読むので、『みんなのちょっといい間にいるといいね』ということで、『キノトマ』という店名になった」 店からのおすそわけを「乙に」買い物。 そんな思いも込められたバルクショップは、これからの日本にもぴったりの店かもしれません。
山陰放送