EVを圧倒するスリル!ガソリンエンジン搭載の新型MINI「JCW」は最大250psの予感!
MINIブランドは、新型3ドアハッチバックのEV「クーパーSE」の、ホットバージョンとなる「JCW」(ジョン・クーパー・ワークス)」仕様を導入したが、ガソリンエンジン搭載版JCWが、2024年5月30日に開催される「ニュルブルクリンク24時間レース」で先行公開されることがわかった。 【写真を見る】MINI JCW 新型プロトタイプのティザーイメージ
新世代は「スピードと機敏性の限界を押し上げる」
リリースされたティザーイメージでは、JCW専用ボディキットを装着、再設計された八角形グリルとバンパーエアインテークを特徴とし、前モデルと比較してわずかにアグレッシブに見える。そのほかでは、グロスブラックスプリッター、フェンダーフレア、サイドスカート、延長されたリアスポイラー、後部の特大ディフューザーなども確認できる。 画像プロトタイプは、「MINI John Cooper Works PRO」と呼ばれ、24時間耐久レース用に特別に準備されたものだ。プロトタイプに採用されている白い17インチアロイホイールを備えたピレリPゼロスリックタイヤ、クイックリリースフードピンなどは公道仕様には採用されない。
2.0L直4ターボがキャリオーバーされ最大250ps程度が期待できる
またMINIデザインチームは、60年代のクラシックなレーシングMINIへのオマージュとして、有名なトラックの輪郭を描いた赤と白の迷彩ラップを作成した。リアクォーターウィンドウに貼られた「37」のステッカーは、1964年のラリー・モンテカルロでのミニ・クーパーSの勝利を彷彿とさせるものだ。 現行型のパワートレインは、2.0L直列4気筒ターボを搭載、最高出力231ps、最大トルク320Nmを発揮するが、新世代は「スピードと機敏性の限界を押し上げる」と伝えられていることから、最大250ps程度が期待できるかも知れない。またマニュアルトランスミッションを提供、シャーシのセットアップが改良され、より強力なブレーキが搭載され、EV版「クーパーSE JCW」を圧倒するパワーとスリルが味わえるという。
APOLLO