エディーHC イングランド戦で「愚か者」から暴言受けたと明かす
【AFP=時事】ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は24日、14-59でイングランドに敗れたテストマッチのハーフタイムに、ファンから暴言を受けたと明かした。2015年から7年間イングランド代表を率いていたジョーンズHCは、指揮官を解任されて以降では初めて英トゥイッケナムのアリアンツ・スタジアムを訪れていた。 【写真】イングランド戦を終え、声援に応える日本の選手 イングランドラグビーのホームに戻ってきた感想を尋ねられたジョーンズHCは、「ハーフタイムに階段を下りていくときに、誰かに侮辱されるまでは悪くなかった」と語った。 「彼が何と言ったかはここで繰り返さない。トラブルには巻き込まれたくないからね」「8万1634人の中で愚か者が一人だけなら、悪くはない」 イングランドラグビー協会(RFU)はこれについて、「指導者や選手、審判員は仕事をする中で罵倒されるべきではない」との声明を発表している。 試合を控えてジョーンズHCは今週メディア対応を避けていたが、元イングランド代表のダニー・ケアが指導法を批判したことに対する質問には、いつものように率直に答えた。 ケアは自伝の中でジョーンズHCが「有害な」環境を監督し、「暴君」や「独裁者」のように振る舞ったと述べている。 これについて初めて応じたジョーンズHCは、「新刊の契約を結んだ。きょう、契約書にサインをしたばかりだ。『ケアをケアする』というタイトルになる。その中で詳細が分かるだろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News