小栗旬、ハン・ヒョジュ、中村ゆり、赤西仁共演! 仏ロマコメ映画を原作としたNetflix新作シリーズ制作決定
小栗旬が主演を務め、ハン・ヒョジュがヒロインを演じるNetflixの日本発新作ロマンスシリーズが制作され、2025年に世界独占配信されることが決まった。 【写真】吉高由里子、小栗旬に“ダメ出し”「もっとうれしそうにしゃべって」 本作は、「人に触れられない」主人公と「人の目を見られない」ヒロイン、ともに対人関係に大きな悩みを抱えた男女が、チョコレートをきっかけに偶然の出会いを果たすことから始まるロマンティックコメディー。原作は、フランス映画『Les Emotifs anonymes』(邦題『匿名レンアイ相談所』)。日本では劇場未公開だが、2011年のフランス映画祭で観客賞を受賞するなど、ロマンスとユーモアを織り交ぜた物語に魅了された映画ファンから高い支持を獲得した。そんな良作を、Netflixシリーズ作品として再構成する。 主演の小栗旬、ヒロイン役のハン・ヒョジュのほか、中村ゆり、赤西仁と、日本と韓国それぞれを代表する俳優たちの共演が実現した。 小栗が演じるのは、過去のトラウマから潔癖症を抱えた大手製菓メーカーの御曹司であり、人気チョコレートショップ「ル・ソベール」の新代表に就任した主人公・藤原壮亮役。 小栗は「今現在は日本と韓国という二ヶ国においての表現の違いや、言葉の感覚などをみんなで細かく確認・相談をしながら、最後の最後までより良い作品になるための努力を積み重ねながら現場を作っていっている途中でございます。皆さんにワクワクドキドキをお届けできるように、この素晴らしいチームのみんなと引き続き楽しい作品作りをしていきたいと思います」と話す。 ハンが演じるのは、天才ショコラティエでありながら、視線恐怖症が原因で最愛の師匠がオーナーを務めていた「ル・ソベール」の”匿名ショコラティエ”として正体を隠して生きてきたヒロイン・ハナ役。 ハンは「俳優としても忘れられないよい思い出がたくさんできています。現場で久しぶりに新人俳優のような心構えで、新鮮な緊張感を感じながら、できる限りの最善を尽くしています」と語る。 中村ゆりが演じるのは、壮亮の友人であり主治医でもある精神科医アイリーン。のちにハナのカウンセリングも担当し、著書も出版する有名な精神科医だが、自身はアルコール依存症を患っており、恋愛に難ありな役どころだ。 中村は「韓国から来てくれたハン・ヒョジュさんスタッフさん方が異国の地できっと不安もありながらも精一杯心を込めて明るく仕事をしてくださる姿に何度も心打たれています」とコメント。 そして、赤西は、壮亮の学生時代からの友人で、行きつけのバー「ブラッシュ」のオーナー・高田寛役。ハナの師匠である「ル・ソベール」の前オーナーとも親交があった寛は、ハナがひそかに思いを寄せる相手でもあるのだが…。 赤西は「韓国と日本の共同制作、国の垣根を越えた作品に参加することができ、心から嬉しく思います。撮影過程で言語障壁と文化の違いなど多様な挑戦がありますが、日々楽しく良い経験をさせてもらっています」としている。 監督には、昨年メガヒットを記録したNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』を手がけ、これまで数々のラブストーリーを世の中に送り出してきた月川翔。さらに、もうひとつの主人公ともいえるチョコレートショップ「ル・ソベール」をはじめ、セット・ロケーション・衣装など本作品の世界観を視覚的にデザインするのは、米アカデミー賞作品賞受賞映画『パラサイト 半地下の家族』のイ・ハジュン。編集も同じく『パラサイト 半地下の家族』を手がけたヤン・ジンモ。音楽は韓国で多数の音楽賞を受賞したベテラン音楽監督のダルパランが務める。 月川監督は「着地点はまだわかりません。撮影しながらベストを探しています。スリリングな作り方ですが、皆の力を結集して、皆様に素敵な作品をお届けしたいと思っています」とコメントを寄せた。 なお、この作品はNetflix映画『毒戦』『ロ・ギワン』『20世紀のキミ』などを企画・制作した韓国の制作会社YONG FILMが手がける。同社にとって今作が日本初作品となる。 Netflix新作ロマンスシリーズは、Netflixにて2025年世界独占配信。 キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。