【中日】ロッテに10失点&11度目完封負けの大敗… 3年連続交流戦負け越し確定 ブルペンデーに打線沈黙 わずか5安打&3失策も響く
■プロ野球 交流戦 ロッテ 10-0 中日 (15日 ZOZOマリン) 中日はロッテに10失点、今季11度目の完封負けで27勝32敗5分となり、今季ワーストタイ借金5。また交流戦の対戦成績も残り1試合で7勝10敗となり、2022年から3年連続での負け越しが決まった。 試合は3回にメヒアが自らの送球ミスもあり先制を許すと、5回は2死走者なしから藤岡に2ランを浴び途中降板。2番手・橋本はサード・高橋周のエラーもあり失点を重ねこの回5失点。さらに6回にも梅野が3失点など、4度目の2桁失点となる計10失点。一方の打線はロッテのブルペンデーの前に沈黙し得点することはできず。 1番センター・カリステ、2番DH・ディカーソン、3番サード・高橋周、4番レフト・細川、5番セカンド・板山、6番ファースト・中田、7番ショート・村松、8番キャッチャー・宇佐見、9番ライト・岡林のオーダーを組んだ。 先発のメヒアはパナマ出身。今季9度目の登板、ここまで3勝3敗、防御率4.15。前回の6月8日・楽天戦(バンテリンドーム)は3回1/3を6安打、自己ワースト7失点(自責6)で負け投手。 ブルペンデーのロッテ先発・横山に対し、カリステが左飛、ディカーソンは空振り三振、高橋周は中飛と三者凡退。 メヒアの立ち上がりは、1死から藤岡に左前安打を浴びるも、ポランコを投ゴロ併殺打に打ち取る。2回には連続三振で2死も、佐藤、髙部に連打を浴び2死一、二塁。8番・上田は捕飛に打ち取り先制許さず。 打線は2回表も横山の抑えられると、3回からは2番手・高野脩に対しカリステがレフトへの二塁打を放ち2死二塁も、2番・ディカーソンは二ゴロに倒れる。 3回裏のメヒアは先頭の友杉に四球を与え、二盗を許し無死二塁。さらに岡にはショートへの内野安打で一、三塁から、続く藤岡の投ゴロで飛び出した走者を挟むためにメヒアは三塁へ送球も逸れ、三塁走者が生還し0-1。さらにサード・高橋周の二塁への送球も走者に直撃し、無死一、二塁。続くポランコを左飛、ソトを遊ゴロ併殺打とし追加点は許さず。 しかし4回表は続投の高野脩に、3番からの好打順も3者連続空振り三振。さらに5回も中田、村松が凡退し2死も、宇佐見、岡林が連打で一、二塁。ここでロッテは3番手・廣畑に交代し、中日も二走・宇佐見に代走・加藤匠を送り勝負をかけるもカリステの打球はショートの頭上に飛ぶも、友杉に捕球され凡退。 すると5回裏に2死走者なしから1番・岡に左前安打を浴びると、2番・藤岡にライトスタンドへ3号2ランを浴び0-3。さらにポランコにライト線への二塁打を浴びたところで、メヒアは降板し、2番手・橋本が登板。しかし橋本はソトに右前安打を浴び0-4。続く角中のサードへの打球を高橋周が後逸、佐藤に四球を与え2死満塁から、髙部に左前安打を浴び0-6。さらに加藤匠は本塁返球を捕球ミスで二、三塁も上田は打ち取り結局この回5失点。 6回には3番手・梅野が岡、荻野の安打で2死一、二塁。ソトにライトへ2点適時二塁打を浴びると、角中には左前適時打を浴び0-9。 一方の打線は6回、7回得点奪えず、ここまで3投手の前に5安打無得点。8回には4番手・国吉に対し、代打・ブライトが見逃し三振に倒れるなど三者凡退。 リリーフ陣は7回は4番手・勝野が3本の安打を浴び1失点、8回はこの日昇格の5番手・祖父江がチーム4回以来の三者凡退。 9回は5番手・東妻の前に得点奪えずゲームセット。メヒアは5回途中92球7安打2奪三振4失点で4敗目(3勝)を喫した。