【中継】まもなく日米首脳会談へ…“ポイント”は
日テレNEWS NNN
アメリカを国賓待遇で訪問中の岸田首相は、このあとバイデン大統領との首脳会談に臨みます。ホワイトハウス前には同行している平本典昭記者がいます。 現地から中継です。 先ほど行われた歓迎式典では、「国賓待遇」ならではの、相手への敬意を示す空砲。「礼砲」がワシントンに鳴り響きました。 まもなく首脳会談がスタートします。 今回の最大のトピックは、防衛・安保面での連携強化です。 具体的には、自衛隊と在日米軍の指揮・統制機能の強化を確認します。また、日米が共同で防衛装備品の開発や生産を行うため、協議体を新たにつくることで合意する見通しです。 アメリカの調査で、日本を「好意的」に見ている人の割合は83%ということで、岸田政権の内閣支持率は25%で、低迷にあえいでいる中、日本がアメリカではかなり好意的にみられているのは、岸田首相にとっては心強いのではないでしょうか。 アメリカの大手調査会社が行った調査ですが、ベスト5をみると、日本はフランス、ドイツなどより高く、カナダと並び83%。 「とても好意的」と答えた割合は、過去20年で最も高い値となっています。 この理由について、ある外務省関係者は「日本人スポーツ選手の活躍や、政治分野での良好な日米関係が背景にある」と解説しています。 岸田首相は、裏金問題などで日本では逆風が強まっていますが、アメリカでの追い風を生かし、首脳会談で成果をあげ、反転攻勢を狙いたいところです。