上野樹里、映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開記念舞台挨拶に登場

　女優の上野樹里が2日、都内で行われた映画『隣人X -疑惑の彼女-』公開記念舞台あいさつに共演の林遣都、熊澤尚人監督と共に出席。上野が夫・和田唱と共に本作を鑑賞したことを明かした。 【写真】林遣都の誕生日を花束で祝福する上野樹里 　本作は、第14回小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の小説『隣人X』を、7年ぶりの映画主演となる上野と初共演となる林で映画化。人間の姿をした“惑星難民X”をめぐる異色のミステリーロマンスだ。 　公開初日の昨日、映画館に本作を見に行ったという上野は「これから通い詰めることになりそうです。こんなことは人生で初めてですが、ここで？というところで感動が押し寄せてしまい、こんなにスクリーンから語りかけてくる瞬間がたくさんある映画、しかもそれに自分が携わっていて…一言一言が胸に突き刺さってくるし、これは映画館で味わうべきだと思いました」と熱い思いを告白。 　上野は「夫と見に来たんですけどね、夫が昨日誕生日で」と夫・和田唱と鑑賞したことを明かし「自分が深く理解しているからこそ、何気ない表情とか『次こうなる』ってわかってそのシーンを見ている辛さ。それぞれの登場人物の視点からの世界がすべてわかっているので、どのシーンも不意打ちで突き刺さってくるんですよね、いろんな感情とかせりふが」と語った。 　上野は「昨日は終始いろんなところで涙が流れそうになって…」と振り返り「お手洗いに行くためにハンカチを持ってきたのに、まさか涙を拭くために必要になるとは思わなくて」とコメント。ハンカチは鞄の底に入っていたためなかなか取れなかったと話し「ずっと我慢して、すごいダラダラ（涙が）流れてる。隣にも夫がいたので、ゴソゴソ3回くらいしたんですけど間に合わなくて（笑）」とエピソードを披露した。和田の反応を聞かれると「『すごくおもしろかった。もう1回見たい。すごくいい映画ですね』っていう感想です」と笑顔で口にしていた。 　また、12月6日は林の誕生日ということで、イベントでは上野から林にサプライズで花束が贈られる場面も。上野の「遣都くんお誕生日…」というきっかけで、客席から「おめでとう～！」という祝福の声が上がっていた。