【陸上】名古屋ウィメンズマラソンの招待選手発表 パリへのラストチャンスに鈴木亜由子、細田あい、加世田梨花、安藤友香らが参戦
日本陸連は2月15日、愛知県名古屋市で行われる名古屋ウィメンズマラソン(3月10日)の招待選手を発表した。招待選手は国内6人、海外7人の計13人。今大会はパリ五輪のマラソン代表選考を懸けたMGCファイナルチャレンジの女子最終戦として行われる。 名古屋ウィメンズマラソンのエントリー選手をチェック! 国内招待選手には東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)やMGC3位の細田あい(エディオン)らが招待選手として登録された。 鈴木は昨秋のMGCでは2時間31分33秒の12位に敗れたが、前回大会で自己記録(2時間21分52秒)を出した名古屋で3大会連続の五輪代表を目指す。また、細田は4回目となる名古屋に挑む。 このほか、2時間21分台のベストを持つ加世田梨花(ダイハツ)や安藤友香(ワコール)もエントリー。昨年の大阪で2時間23分08秒をマークし、日本人トップとなった渡邉桃子(天満屋)、杭州アジア大会マラソン代表の大西ひかり(日本郵政グループ)も出場を予定している。 海外勢では22年世界選手権金メダリストのゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)、23年ロッテルダム優勝者のユニスチェビチー・チュンバ(バーレーン)らが登録された。 パリ五輪の女子マラソン代表選考は昨年のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、と2位の一山麻緒(資生堂)が代表に内定。残る1枠は現時点で1月の大阪国際女子で2時間18分59秒の日本記録を樹立した前田穂南(天満屋)が内定条件をクリアしている。 名古屋ウィメンズマラソンに出場する選手がパリ五輪代表となるには日本人最上位で前田の日本記録を上回ることが必要となる。 レースはバンテリンドームナゴヤを発着点とするコースで実施。3月10日の午前9時10分にスタートする。
月陸編集部