塩崎桐加

住之江ボートの「ヴィーナスシリーズ第２戦　第３５回アクアクイーンカップ」は２３日に準優勝戦３個レースが行われる。 ◇ 久々のＶへ第二関門も突破する。塩崎桐加（３１）＝三重＝は４日目前半３Ｒで４コースから２着に入ると、後半８Ｒは３コースからまくり差して快勝。３日目終了時点の得点率８位タイから４位へ浮上してみせた。 「ペラ調整に反応してくれているし、エンジンはいいと思います」 今回が使用３節目となる６９号機をきっちり調整して自分好みの足に仕上げた。昨年９月の江戸川と１０月の蒲郡で２節連続でフライングを切った休みもあって、出走回数不足のため来期のＡ級昇格はかなわない。それでも２月にＦ休みから復帰すると、先月の津（準優勝）、三国（４着）で連続優出して地力の高さを示した。「（今期は）何もかかっていないので、気楽にノビノビとできました。試したいこともいろいろできたし、いい方向にいけましたね。来期の目標は絶対にＡ１復帰すること。あとは優勝から遠ざかっているので、それも目標ですね」 準優９Ｒは２号艇。俊敏な立ち回りで２０１８年１２月の平和島ＱＣシリーズ戦以来のＶへの挑戦権を手に入れる。（西脇和哉）