コスパもタイパも抜群!本みりんや料理酒を使った「ワンプレートおせち」で手間をかけず華やかなお正月を迎えよう
2024年のお正月はコロナ5類移行後初ということもあり、家族や親戚で久しぶりに集まるという人も多いのでは?そんなたくさんの人が集うときは「皆でゆったり過ごしてほしい」という思いから、醸造調味料メーカーであるキング醸造株式会社が家庭で簡単に作れる『ワンプレートおせち』を提唱。ワンプレートなので、お重に詰めるおせちをすべて用意する必要がなく、“コスパとタイパが抜群”だと注目を集めている。 【画像】「2023年のおせち料理をどのように用意する予定か」を尋ねたアンケートは、意外な結果に! ■まだまだ多い「おせち手作り派」 CCCMKホールディングス株式会社が2022年、「毎年お正月におせち料理を食べる」と答えた18~69歳の男女919人を対象に、2023年のおせち料理をどのように用意する予定かを聞いたところ、最も多かった回答は「自分以外(家族や恋人、友だちなど)がすべて作る予定」(21.5%)、次いで「一部を自分以外(家族や恋人、友だちなど)で作り、市販品も買う予定」(19.3%)、「一部自分で作り、市販品も買う予定」(18.7%)だったという。手作りと市販品を合わせる人も含めると、約6割が手作りをするという結果から、日本の伝統的な食文化として受け継がれているおせち料理は、今もなお「手作り派」が多いことが伺える。 ■本みりんや料理酒を使えば手間も失敗もなし! 依然として手作り派が多いという調査結果を受け、キング醸造が提唱しているのが、本みりんや料理酒を使った『ワンプレートおせち』だ。 同社によると、「おせち作りには、手間なく失敗の心配もない、日の出『本みりん』『新味料』『料理酒』の活用がおすすめです。『本みりん』『料理酒』はコク・うまみを料理にプラスする調味料で、どちらも米を原料としたアルコールを含む調味料という共通点がありますが、『本みりん』と『料理酒』はそれぞれ役割が違います」 また、「『本みりん』は食材に甘みを加え、てり・つやを付けます。一方、『料理酒』は料理にコク・うまみを加え、食材そのもののおいしさを引き出しますし、肉や魚の臭み消し効果もあります。『本みりん』のアルコール分が気になる方は、本みりんの調理効果を追求し、より使いやすくしたみりん風調味料『新味料』が便利です」とのこと。 このような本みりんや料理酒の特徴を活かした『ワンプレートおせち』のレシピを教えてもらったので、紹介したい。 ■『ワンプレートおせち』おすすめレシピ <えびの酒蒸し> 【材料】(2人分)調理時間15分 有頭えび 4尾、日の出 料理酒 大さじ4 【下準備】 ・えびは背ワタを取り、料理酒大さじ2をかけ、5分ほどおき、キッチンペーパーでふく。 【作り方】 1. 耐熱皿に下処理したえびを入れ、料理酒大さじ2をかけ、ラップをかけて電子レンジ(500W)で約3分加熱する。 <なます> 【材料】(2人分)調理時間10分 ※塩もみをする時間、漬ける時間は除く 大根200グラム、にんじん40グラム、柚子の皮 適量 (A)日の出 新味料 大さじ5、米酢 大さじ2、塩 小さじ1/4 【下準備】 ・大根、にんじんは 細切りにする。 【作り方】 1. 大根、にんじんをそれぞれボウルに入れ、塩小さじ1/4をふって10分ほどおき 、洗ってキッチンペーパーで水けをふく。 2. ボウルに(A)を混ぜ合わせ、1を約30分漬ける。 3. 器に盛り、柚子の皮を添える。 <たたきごぼう> 【材料】(2人分)調理時間10分 ごぼう 1本、すりごま 大さじ4、青のり 適量 (A)日の出 新味料 大さじ3、米酢 大さじ2、塩 少々 【下準備】 ・ごぼうは皮をこそげ、7~8ミリ角、長さ4センチの細切りにする。 【作り方】 1. ごぼうを熱湯で茹で、ザルに上げて水けをきり、すりこ木などでかるくたたく。 2. ボウルに(A)を合わせ、1を加えて和える。 3. 器に盛り、青のりをふる。 <田作り> 【材料】(4人分)調理時間15分※冷ます時間は除く 片口いわし(田作り・ごまめ用)30グラム、七味唐辛子 お好みで (A)しょうゆ 大さじ2、日の出 料理酒 大さじ2、日の出 国産米本みりん 大さじ2、砂糖 大さじ4 【下準備】 ・片口いわしは耐熱皿に広げ、ラップをせずに電子レンジ(500W)で約1分加熱し、取り出して混ぜ、さらに約1分カリッとするまで加熱する。 【作り方】 1. フライパンに(A)を入れて煮詰め、とろみがついてきたら片口いわしを加えてからめる。 2. クッキングシートを敷いたバットに1を広げて冷ます。 3. 器に盛り、お好みで七味唐辛子をふる。 <栗きんとん> 【材料】(2人分)調理時間 30分 さつまいも 1本(200グラム)、くちなし 1個、栗の甘露煮 4個、日の出 国産米本みりん 大さじ5、栗の甘露煮のシロップ 大さじ3 【下準備 】 ・さつまいもは皮をむき、3センチの長さに切る。 ・くちなしはキッチンバサミで半分に切り、お茶パックに入れる。 ・栗の甘露煮は4等分に切る。 【作り方】 1. さつまいもを鍋に入れ、かぶるくらいの水、くちなしを加えて火にかけ、さつまいもに火が通るまで茹でる(さつまいもに竹串をさしてみてスッと通るまで)。 2. 1の茹で汁を捨て、くちなしを取り除き、鍋の中でフォークなどでさつまいもをつぶす。 3. 2に本みりんを加え、弱火にかけ、ヘラで混ぜながらアルコール分がとぶまで加熱する。 4. 栗の甘露煮のシロップを加え、なめらかになるまで加熱し、栗の甘露煮を加える。 これらのメニューをワンプレートに盛り付けるだけで、簡単で華やかなおせちに。2024年は『ワンプレートおせち』を食べながら、ゆったり楽しいお正月を過ごしてみては。