中国・第9回アジア冬季競技大会に170人の選手団を派遣
【東方新報】「第9回アジア冬季競技大会(Asian Winter Games)」が来年2月7日から14日まで、黒龍江省(Heilongjiang)ハルビン市(Harbin)で開催される。この大会に中国は170人の選手団を派遣すると、同大会の組織委員会の副会長を務める中国オリンピック委員会の周進強(Zhou Jinqiang)副主席が発表した。 史上最多の34の国と地域からおよそ1500人の選手がこの大会に参加する見込みである。 中国で開催される国際的な競技会としては、本大会は2022年の北京冬季オリンピックに次いで大規模な大会となるという。周氏によると、冬季の氷上や雪上スポーツの人気は、若者の参加の大幅な増加で、非常に高まっている。23年から24年の氷雪シーズンには、中国全土で合計82回もの氷上および雪上競技の国内大会が開催され、そのうち21回は国際的な大会だったという。 周氏は「本大会では、合計64の競技種目の全てに中国選手が出場する予定だ。今回は『ミラノ冬季五輪』に向けた重要な準備イベントで、才能の発掘、チームのトレーニング、準備の有効性評価において重要な役割を果たす」と説明している。 本大会の競技会場は、ハルビン市のアイススポーツ用5会場と、市の南に位置する亜布力鎮(Yabuli)の雪上競技用8会場で行われ、全ての会場はすでに準備が整い、9月から1月まで一連のテストイベントが行われている。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。