メジャーリーガーが試合中のSNSの「いいね!」で出場停止処分
メジャーリーグでは、試合中の通信機器の使用は禁止されているが、レッドソックスのファレル監督は、今年2月のキャンプの中に、改めてチームのSNSポリシーについて説明。ナイターの場合は試合が始まる40分前となる6時30分以降は携帯電話の作動を禁止した。「打者はケージに入ったり、試合前からダグアウトに出て来たりする。個人の試合に対する準備の問題だ」と語っていたが、試合中の“スマホいじり”はまさに言語道断だった。 それにしても、サンドバルの「いいね!」が発覚したのは、ポチッと押して20分後。レッドソックスをテーマにしたブログを管理するブロガー、ジェラッド・カラビスさんが、「サンドバルって、試合中、インスタグラムしてんの?」とツイッターでつぶやいたことを発端に、メディアが飛びつき、瞬く間に問題になった。 ある記者は「地元メディア媒体も記者の数も少ないサンフランシスコに比べて、ボストンはメディアの関心が高く、どんなことでも露出する。そういう土地柄をまだ把握していなかったんじゃないか」と、サンドバルの脇の甘さを指摘する。 ネット依存症という言葉をよく聞く昨今。常に携帯をいじっている人間が急増しているのは、日本もアメリカも同じ。しかし、時と場合をわきまえないと、とんだ大恥を掻くことになりかねない。