「もう一度演じてみたい役」は誰? ハリウッドのトップ俳優たちに聞いてみた
あらゆる「名作」とよばれる映画やドラマがリブートやリメイクされる昨今。 大人気映画を確固たるシリーズとして盛り上げる続編もあれば、 1作目が素晴らしすぎて蛇足となってしまう作品も。 【写真】やっぱり素敵♡韓国イケオジ俳優のとろけるキラースマイル図鑑 過去にもジョディ・フォスターやダニエル・デイ=ルイスのようなトップ俳優が、続編への出演を拒否したのは有名な話だが、いっぽうで続編へ出演することで得られる高額なギャラやメディア露出を魅力に思う俳優がいるのも確か。 同じような役柄ばかりを演じることになってしまう懸念もあるが、かつて愛されたキャラクターを再度演じるのは、本人にとってもファンにとっても嬉しいもの。 ここでは、大人気作品に出演した俳優たちが明かす、「もう一度演じてみたい役」とその理由について詳しくご紹介。
クリス・エヴァンス:『ファンタスティック・フォー』シリーズのジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役
クリスといえば、映画『キャプテン・アメリカ』のキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役。同作の象徴的な衣装を着ることはしばらくなさそうだが、2022年に『MTVニュース』の取材に対し、『ファンタスティック・フォー』のジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役なら喜んで再演すると語っている。 同インタビューで『ファンタスティック・フォー』シリーズにおいて、ジョニー・ストーム役はまだまだ見せ場があるとの考えを示したクリス。 シリーズ1、2作目の批評家からの評価はイマイチだったものの、2025年には、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ6としてキャストを刷新した新作が公開される予定だ。
ジェシカ・チャステイン:『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(2011)のシーリア・フット役
2023年8月に『エンターテインメント・ウィークリー』誌のポッドキャスト『The Awardist』に出演したジェシカ・チャステインは、「いつも頭のどこかにあるのが、シーリア・フット役なんです」と発言。 1960年代を舞台にした映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』の登場人物で、上流階級のなかで虐げられているシーリアは、オクタヴィア・スペンサー演じるミニーを家政婦として雇う重要な役どころ。 この役からもっと引き出せるものがあったと感じているそうで、映画のエンディング後に、シーリアとミニーがどのような結末を迎えるのかを見てみたいと語っている。 なお、同作は当初高い評価を得たものの、最近では「白人の救世主(虐げられている有色人種を白人が助けるという典型的な描写)」の図式が批判を浴びており、出演したヴィオラ・デイヴィスやブライス・ダラス・ハワードは、(出演自体は貴重な経験だったとしつつ)作品に参加したことへの後悔を漏らしている。