最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング11位。構想外で絶望的…。日本代表のベテラン
年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※市場価値や成績等の情報は3月13日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
11位:原口元気(シュトゥットガルト/ドイツ) 生年月日:1991年5月9日 市場価値の変動:100万ユーロ(約1.4億円)→70万ユーロ(約9800万円) 市場価値の減少額:30万ユーロ(約4200万円/-30.0 %) 22/23リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト 幸運にもランキングトップ10入りを免れたのは、元日本代表MF原口元気だ。 現在32歳の原口は、昨年1月にフリーでシュトゥットガルトへ移籍した。当初はレギュラーとして出場機会を得ていたものの、監督交代のあおりを受けて序列が大幅に低下。今季のリーグ戦は1試合の途中出場にとどまっている。 今季ボランチのファーストチョイスであるMFアタカン・カラゾルとMFアンゲロ・スティラーのコンビの連係度が抜群であることに加えて、クラブは今冬にブライトン(イングランド)からドイツ代表MFマフムド・ダフードをレンタル移籍で獲得しており、原口が定位置を得るために乗り越えなければならない壁は非常に高い。このまま状況が好転しなければ、現行契約を延長せず今夏に新天地を探すシナリオが実現する可能性が高いだろう。 市場価値が大きく下落した要因には、出場機会が激減したことと、32歳とベテラン選手の域に入ったことが考えられる。現在の市場価値は70万ユーロ(約9800万円)となっているが、今後数か月の間にさらに減少しても不思議ではないだろう。
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