『夏をゆく人々』『幸福なラザロ』のアリーチェ・ロルヴァケル監督が贈る、墓泥棒たちの数奇な物語 映画『墓泥棒と失われた女神』
マーティン・スコセッシ、ポン・ジュノ、グレタ・ガーウィグらが惚れ込んだ才能、アリーチェ・ロルヴァケル監督の最新作、映画『墓泥棒と失われた女神』が公開される。この度、本作の30秒予告映像、ティザービジュアルが公開された。 80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく。 監督は、『夏をゆく人々』で第67回カンヌ国際映画祭においてグランプリ、『幸福なラザロ』では脚本賞を受賞した、アリーチェ・ロルヴァケル。 この度公開された予告映像は、不思議な能力とダウジングを使って、埋葬品が眠る遺跡を探す墓泥棒たちの姿から始まる。貴重な女神像を発見する彼ら。しかし、アーサーは同時に忘れられない恋人の影も追っているようだ。愛の幻想に囚われた男がその先に見つけたものとは。 映画『墓泥棒と失われた女神』は、2024年7月19日(金)より全国順次公開。
otocoto編集部
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