京本大我、ファンからの温かい反響に感激「いろんな視点で見てくださっているんだなって」<言えない秘密>
SixTONESの京本大我が、7月9日に都内で開催された映画「言えない秘密」公開記念“7/9(泣く)”日舞台あいさつに登場。共演の古川琴音、三浦りょう太、坂口涼太郎、メガホンをとった河合勇人監督と共に周囲から寄せられた反響などについて語った。 【写真】直筆で「希」と記し、“言えない秘密”を語る京本大我 ■「言えない秘密」とは 京本が初の映画単独主演を務め、古川が初めて恋愛映画のヒロイン役に挑戦する同作。過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(京本)は、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃(古川)の奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出会いを果たす。2人は自然と引かれ合い、雪乃の天真らんまんなキャラクターと心動かすピアノ演奏が、湊人の抱えるトラウマを癒やし、やがて2人で過ごす日々はいとおしくかけがえのないものになっていくのだが、ある日突然、雪乃が湊人の前から姿を消してしまう――というストーリーだ。 公開からもうすぐ2週間が経過するということで、京本のもとにも多くの反響が届いているそうで「『見に行ったよ』と知り合いからも連絡を頂きますし、僕のやっているインスタのコメントとかでも、『3回目行きました!』『4回目行きました!』と。本当に面白いって思ってもらえていないと『もう1回行こう』となるのは難しいと思うので、それくらいこの作品の魅力、思いがたくさんの方に届いているのかなって。コメントを見ていてうれしかったです」と、ファンからの温かい声を喜んだ。 また、イベント当日の7月9日が「泣く日」ということで、「この映画を見て泣いた・感動した人は?」というアンケートを取っていたそうで、その中の9割が泣いた・感動した、と答えたという。これには坂口も「すごくないですか!?泣くための特効薬じゃないですか!」と興奮し、京本も「9割はすごいですね」と驚きを隠せない様子。 登壇者の背後に設置された巨大パネルには観客から寄せられた「哀しいだけでなく、人生に対する前向きで力強いメッセージも感じました」などの感想コメントが書かれており、それを受けて京本は「物語が物語だけにシュンとして終わりそうなところを、前向きなメッセージもしっかり受け取ってくださっていたり、いろんな視点で見てくださっているんだなっていうのが伝わりますね」と、一つ一つのコメントをうれしそうに読んでいた。 ■“言えない秘密”を漢字一文字で発表 そんな中、「あなたにとって『言えない秘密』とは?」というテーマで、漢字一文字に込めてそれぞれ発表することに。京本は「希」とフリップに記し、「作品から言葉を選ぼうと思ったんです。悲しいお別れがあるにしてもそこだけで終わらせたくない、という作品の力強さと皆さんにももっとその先を想像していただきたいという意味でも、“希望”を感じてもらいたいなと」と、“希望の希”という文字に込めた思いを明かす。 さらに、それだけでなく「僕にとって初の単独主演映画でもあるので、たくさんの人に見てもらえたらという“希望”も込めて、ダブルミーニング的な感じで付けました」と、もう一つの秘めたる意味を説明していた。 ほか、古川は「心」、三浦は「肩」、坂口は「無」、河合監督は「初」と、それぞれ理由とともに発表した。 映画「言えない秘密」は全国上映中。 ◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC) ※三浦りょう太の「りょう」は、けものへんに寮のうかんむりなしが正式表記