バスケ・スゥープス選手「夢へ努力続けて」児童にエール 思い出話披露、岐阜・大垣市
バスケットボール男子Bリーグ3部の岐阜スゥープスの選手を招いた「運動教室・夢授業」が、岐阜県大垣市西外側町の興文小学校で開かれた。大垣ミニバスケットボール少年団の小学5、6年生約30人が共にプレーを楽しんだほか、選手2人の話に耳を傾け、夢に向かって努力する大切さについて学んだ。 同校を訪れたのは大垣市出身のパワーフォワード増本優太選手(27)=岐阜農林高出=と、ポイントガード高橋快成選手(20)=富田高出=。児童は両選手と共にパスやドリブルの練習をした後、ミニゲームにも挑戦。増本選手の豪快なダンクや高橋選手の華麗なドリブルが披露されると、歓声を上げた。 夢授業では、増本選手が、小学校時代の写真などをスライドに映しながら、バスケを始めたきっかけや当時の思い出を赤裸々に披露。「バスケをやめようと思ったこともある」と明かし「自分の夢に向かって諦めずに努力し続け、バスケができることへの感謝を忘れないで」と呼びかけた。 両選手は児童からの質問にも答え、尊敬するBリーガーや食事で心掛けていること、日々の練習時間やライバル視している選手などについて回答。最後は児童たちから花束を贈られるなど、交流を楽しんだ。 中川小学校6年生(11)は「憧れの選手とプレーができて、いろんな話が聞けたのがうれしかった。増本選手みたいなダンクをするのが夢。また試合も見に行きたい」と目を輝かせていた。 催しは、岐阜スゥープスのトップパートナーを務める十六フィナンシャルグループ(FG)の池田直樹社長が昨年、子どもたちを対象とした地域貢献を一緒にしたいと打診。同FG地域創生部が企画した。
岐阜新聞社