侍ジャパンに「完全アウェー」の洗礼 地元・台湾を大応援が後押し…チケット5分で完売、4万人集結
ブーイングはなし、関係者「台湾人は日本代表も見たい」
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は16日、台北ドームで日本代表「侍ジャパン」が地元の台湾代表と対戦。ともに2勝でグループ首位の両チーム。熱狂的で知られる台湾の大応援が球場を包み込み、“完全アウェー”の雰囲気が広がった。 【画像】「貴重な休憩シーン」 中継に映った大人気台湾チアの“素の表情” 日本はここまでオーストラリア、韓国に勝利。地元・台湾との試合には阪神の才木浩人が先発に起用された。台湾のチーム関係者によると、この試合のチケットは発売5分で完売。侍ジャパンの応援団は右翼2階席に陣取っていた。 試合開始1時間前にはまだまばらだった客入りが徐々に増加。開始時にはほぼ満員となった。日本でも人気の「台湾チア」がグラウンドでパフォーマンスを披露し、4万人収容の球場を盛り上げていた。台湾の選手がスタメン発表でグラウンドに姿を見せると、地鳴りのような大声援が沸き起こった。 台湾はWBSC野球世界ランキング2位の強豪。親日国ということもあり球場に殺伐とした雰囲気はなく、日本の選手に対してブーイングなどは起きなかった。現場を訪れた台湾プロ野球球団の関係者は「台湾人は日本代表も見たいんです」と語っていた。
THE ANSWER編集部