アシバ祭の様子（過去開催時）

　沖縄文化の魅力を味わえるイベント「アシバ祭」が9月15日、中野四季の森公園（中野区中野4）で開催される。主催は東京沖縄県人会青年部。（中野経済新聞） 【写真】（関連フォト）「第33回 アシバ祭」ポスター 　45年前に設立された東京沖縄県人会青年部が、沖縄と東京の若者たちの「アシバ（＝足場）」を築くためと、沖縄の方言「あしば（＝みんなで遊ぼうの意）」を掛け合わせた同イベント。沖縄の魅力を伝えることを目的としている。中野区で1985（昭和60）年に初開催し、中野駅周辺の再開発に伴い、ここ数年は板橋区内で開催していたが、コロナ禍の影響もあり、2019年に32回目の板橋開催を最後に開催できないでいた。33回目となる今回は原点の地である中野での復活開催となる。 　出演は、「上石神井琉球エイサー会」「小平ゆいま～るエイサー」「中野区上鷺宮かみさぎ舞鼓打人」「町田エイサー　青海波」「中野新道エイサー」「東京沖縄県人会青年部エイサー隊」ら（以上、エイサー）、「くわっちー＆笑ゆん」「東京沖縄県人会青年部三線会」「ちちむーん」「タツマキ娘」「モンティ＆佐藤真吾」「はてるま」「大関ジュンコ＆佐藤智彦」「横浜宮古民謡友の会」「パナリ組」「伊藤淳」ら（以上、民謡などのライブ）のほか、「沖縄剛柔流空手道円水館」の琉球空手や「宮城洋子琉球舞踊研究所」の琉球舞踊など、イベントの最後にはカチャーシーも行う。MCは吉本興業のお笑いコンビ「高砂」が務める。 　実行委員長の中村奈菜さんは「エイサーの力強いリズム、心に響く沖縄民謡、そして優雅な琉球舞踊、平和の『武』である沖縄空手などがステージを彩る。さらに、沖縄関連の料理やスイーツ、泡盛やビールなどの『食』、オリジナル島ぞうりや琉装などの『衣』なども楽しめる内容になっているので、ぜひ沖縄を感じにきてほしい」と呼びかける。 　開催時間は11時～19時。少雨決行、荒天中止。