正月飾り枝物、出荷最盛期 ウンリュウヤナギ、金や銀に染め上げ 茨城・常陸大宮
正月飾りに使われる金や銀に色付けした「枝物」の出荷が茨城県内で最盛期を迎えている。 同県常陸大宮市下小瀬の作業場では18日、JA常陸奥久慈枝物部会のメンバーらが刈り取った約70~180センチのウンリュウヤナギを、金や銀の塗料で丁寧に染め上げた。約1週間かけてビニールハウスの中で乾かす。 枝物は県内や東京を中心に出荷する。今年は例年より多い約9万本を予定。同部会によると、塗料の値段が例年よりも約2倍に高騰し、金粉の価格も高く、注文販売のみに対応しているという。
茨城新聞社