macOS Sonomaのアクセシビリティ新機能ベスト9選
macOS Sonomaには、iOSやiPadOSでは先行してリリースされてはいても、Macではリリースされなかったアクセシビリティ機能がいくつか搭載されています。 このバージョンのmacOSには、自分の声を作成・保存する機能など、さまざまな機能が搭載されています。 この記事ではMacのアクセシビリティに関する最高の新機能をご紹介しましょう。
1. Apple製アプリのフォントサイズのカスタム設定
macOS Sonomaの新しいアクセシビリティ機能の1つに、好みに応じてアプリの文字サイズを大きくしたり小さくしたりできる機能があります。 この機能は、「システム設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ」→「テキストサイズ」でチェックできます。 このページでは、すべてのアプリのデフォルトのテキストサイズを設定できるほか、一部のApple製アプリでは好みのサイズをカスタマイズすることも。 また、「Command +」または「Command -」を押すと、どのアプリでもフォントサイズを調整できます。
2. 自分の声を創り出す「ライブスピーチ」機能
自分の声を完全に失う恐れがある人は、Macを使って自分とそっくりの声を作ることができます。Appleのアクセシビリティ機能「ライブスピーチ」を使えば、Macで応答する電話やFaceTime通話でその声を使うことができます。 「システム設定」→「アクセシビリティ」→「パーソナルボイス」で設定可能です。
3. 通話で自分の声を使う「パーソナルボイス」機能
「パーソナルボイス」機能で作成した音声を使用するには、ライブスピーチ機能も有効にする必要があります。「システム設定」→「アクセシビリティ」→「ライブスピーチ」と進み、「ライブスピーチ」を有効にします。 これで、電話に対する応答をタイプ入力すると、Macがその声で音声に変換します。
4. 「VoiceOver」で使用される音声がより自然に
「VoiceOver」は、弱視の人にとっては欠かせない機能です。「VoiceOver」を有効にすると、Macが画面上のすべてのアイテムの説明を読み上げ、画面がはっきり見えない場合でも、コンピュータを使いやすくします。 macOS Sonomaでは、VoiceOverで使用されるSiriの音声が、特に高音量ではるかに自然に聞こえます。