ハードで戦略的な本気の鬼ごっこ「スポーツ鬼ごっこ」が全国で拡大中
世界大会もある
今回の体験会を企画した「仙南スポーツ鬼ごっこ愛好会」は、月1回のペースで、宮城県南部でスポーツ鬼ごっこの普及活動を行っている。特別な用具がなくても誰でも参加できる「スポーツ鬼ごっこ」は、小学校の授業でも取り入れられているという。主催者のひとり、門間直人さんは「スポーツ鬼ごっこには、全国大会も世界大会もある。今だったら宮城県代表にすぐなれますよ」と誘う。 鬼ごっこは、平安時代から伝わる「ことろことろ」という遊びが源流のひとつとされる。チームがムカデのように連なって、一番後ろにいる「コドモ」を「オニ」から守る遊びだ。今回の体験会では、参加者は「ことろことろ」も体験した。古くから伝わる文化と、新しいスポーツ。子どもも大人も楽しめる新しい鬼ごっこは、大きな可能性を秘めている。 (中野宏一/THE EAST TIMES)