”子どもをどこにも預けず働くママ” 喫茶店の調理担当「頑張ってるママがいるから励みになる」【ママドキュ】
ところが子どもを連れて働ける場所を見つけるのは簡単ではありませんでした。 ならば、理想的な環境を自分で作ればいい。そこで、元々飲食店の経営に興味があった高校の同級生、りほさんが一緒に喫茶店を開くことを提案。りほさんの後押しもあって、2人で1から作り上げたのです。 お店は11時に開店。お客さんの多くは、小さい子を連れたママたちです。「同じ悩みを持ってる人たちとちょっと喋るだけでも気が楽になる」という声が多いんです。
なぎささんの手が離せないときは誰かがゆずはちゃんを見てくれていたり、逆になぎささんが他の子を抱っこしていることも。子どもに関わってくれる大人を増やすという、なぎささんたちが思い描いていた空間ができました。 昔から人のために料理を作ることが大好きだった、なぎささん。頑張るママを思って野菜たっぷりの健康メニューを心がけているんですって。
なぎささんは「栄養いっぱいのごはんを食べて、家に帰ってから楽する自分を責めなくていいように。子どものご飯こんなのしか食べさせられなかったと、つらい思いをしなくてもいいように」と話します。 仕事は調理だけではありません。 お店をより良くするためにミーティングをしたり、SNSの更新など、小さい子がいたらなかなか進まない作業も。
そんなときになぎささんが活用しているのが、札幌市が運営する女性専用のコワーキングスペース、リラコワ。無料の託児サービスがあるので、ママでも安心して仕事に集中することができるんです。 午後3時30分にお仕事終了。家に戻るとすぐに夕食づくりです。 あれだけ料理を作り続けた後なのに、家でもしっかり野菜たっぷりのご飯。子どもと遊びながら、遊びに集中している間に手際よく調理します。
この日のメニューは、ナスの焼きびたし。 料理のポイントは、じっくり炒めること。このひと手間で美味しさが段違いなんですって。 でも作れないときは無理しないのも大切。時間がないときに重宝しているという便利な商品を教えてくれました。
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