子供歌舞伎 華やか 会津田島祇園祭が福島県南会津町田島地区で開幕
国指定重要無形民俗文化財で8百年以上の歴史を誇る「会津田島祇園祭」は22日、福島県の南会津町田島地区で開幕した。24日まで祭事が続く。初日は屋台で子供歌舞伎が上演された。 地区中心部に繰り出した屋台の上で、源平合戦の一場面を描いた「一谷嫩(ふたば)軍紀 須磨の浦の段」などが披露された。勇壮なよろい武者、戦いの犠牲になる姫らを児童が熱演。大きな拍手を受けていた。 23日は午前7時30分から、花嫁姿の女性らが練り歩く七行器(ななほかい)行列が行われる。午前10時に神輿渡御が出発し、午後4時からは屋台が運行され、歌舞伎が上演される。 最終日の24日は神楽が奉納される。