【ナゼ?】海外で人気のラムネが国内で絶滅の危機?瓶の生産は1億1000万本突破で世界中から注文殺到なのにラムネが作れないワケ
170年の歴史を誇るラムネの国内市場が大ピンチに直面しています。原因は、“昭和の代名詞”駄菓子屋の減少 やバラエティ豊かな清涼飲料水の登場だといいます。そこに、新型コロナの感染拡大が追い打ちをかけ、花火大会も夏祭りも、ラムネが売れるイベントはことごとく中止になり、業界を“コロナショック”が直撃しました。もはやラムネは思い出の中で楽しむものになってしまうのか、と思われました。ところが、このラムネに世界から“熱視線”が注がれているという情報が! 【ナゼ?】「もはや意地悪の限度を超えている」「ベンチの意味ないじゃん」東京・新宿区の“意地悪ベンチ”が物議!批判が相次ぐ理由とは?
2013年、約3800万本だったラムネガラス瓶の製造本数が、2022年には1億1400万本と急回復しています。そして、その9割が海外への輸出用だといいます。
なぜ9割が海外への輸出用かというと、2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことで海外の日本料理店などでラムネを提供されるようになり、認知度が上がったことがきっかけだと言われています。また、世界中どこかは夏だということと、クリスマスなどにお酒を飲まない人がラムネを飲むようになったこともあるようです。
瓶の生産は右肩上がりなのですが、新たな問題が…全国ラムネ協会会長の木村飲料・木村英文社長によりますと、「近年は世界中から注文が殺到している。しかし、ガラス瓶の製造が全然追いつかず不足している」ということです。
なぜ製造が追いつかないかというと、ペットボトルの台頭や新型コロナの流行で瓶を製造する会社が激減し、さらに輸出が増えたことで瓶の回収ができなくなり、空き瓶の再利用が困難になったのが要因だといいます。
木村社長は、「ラムネの瓶が足りなくて大変だが、まだまだ日本文化を世界に広げることができる100倍の可能性がある」と話しています。 味だけでなく、瓶の形や感触・ビー玉の音あってのラムネだ、という声が多く聞かれました。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年7月19日放送)
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