大坂がBJK杯を負傷欠場、今季終了の見込み
【AFP＝時事】女子テニスの大坂なおみ（Naomi Osaka）が20日、けがのため11月に行われる国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ（Billie Jean King Cup 2024）を欠場することを発表した。大坂のシーズンはこれで終了になるとみられる。 【写真7枚】中国OPに出場した大坂 大坂は中国オープン（China Open 2024）4回戦で負傷棄権すると、木下グループジャパンオープン（Kinoshita Group Japan Open Tennis Championships 2024）と東レ・パンパシフィック・オープン（Toray Pan Pacific Open 2024）も欠場。ビリー・ジーン・キング・カップが今季最終戦になるはずだったが、メディアがこの日、「腰に痛みを感じて、北京でMRI検査を受けたところ、椎間板の膨張だけでなく、腹筋の損傷を起こしていると言われた」という大坂の言葉を伝えた。 さらに大坂は、「今年はたくさん大会に出場してきて、もちろん、ここ（パンパシ）やビリー・ジーン・キング杯に出ないというのは一番つらい決断だった」と話し、「毎回すごく楽しかったし、選手として成長させてくれたと思っている」と悔やんだ。 大坂は4月に2020年以来となるビリー・ジーン・キング・カップ出場を果たし、日本の予選突破に貢献していた。決勝ラウンドはスペインのマラガで11月13日から20日にかけて行われる。 昨年長女を出産した大坂は、今年1月からツアーに復帰したが結果が安定せず、最高成績は2回のベスト8。中国オープンからは、過去にセレーナ・ウィリアムス（Serena Williams、米国）らを指導した実績を持つパトリック・ムラトグルー（Patrick Mouratoglou）氏をコーチにつけている。【翻訳編集】 AFPBB News
