雨の影響でJR中央線の快速列車が滑走、西八王子駅をオーバーラン…乗客降ろせず次の駅まで運行
2日午後4時40分頃、JR中央線西八王子駅(東京都八王子市)で、高尾発東京行きの快速列車(10両編成)が、駅ホーム端を約5メートル通過して止まり、8分間停車した。列車は同駅で乗客を降ろさずに、そのまま次の八王子駅まで運行した。
JR東日本によると、列車が停止位置に戻ると、駅付近の踏切が正常に動作しなくなる恐れがあったため、引き返すことができなかった。運転士は「ブレーキをかけたが、雨の影響でうまく止められなかった」と話しているという。
西八王子駅で降車予定だった乗客約15人は八王子駅で下り列車に乗り換え、乗車予定だった約100人は後続の列車を利用した。