「終わってからも支えられるところは支えて」ペア11年で解消を発表した元世界ランク1位のナガマツペア【バドミントン】
元世界ランク1位のバドミントン永原和可那選手(28)と松本麻佑選手(29)のナガマツペアが4日、ペアを解消することを発表しました。 【画像】ペア解消を発表したバドミントンのナガマツペア 永原選手は、来年3月で現役を引退。松本選手は、今年11月のS/Jリーグの秋田大会を最後に北都銀行を離れることを明らかにしましたが、来年度以降も選手として活動します。 永原選手は「東京の時に選手を引退しようと思ったところからもう一度パリ目指したいと2人で走って、パリ終わるまでは自分の気持ちがどうなるか考えながら。終わって現役を続けるか考えたときに自分の中で今年1年で悔いなく終われると思ったのでそれを松本に伝えた」と話します。 今年に入ってから今後の話が増えたというナガマツペア。「パリとジャパンオープンがすぐあったので、そこを最後だと思ってがんばりたいねと。楽しいことだけじゃなく苦しいこときつい練習も乗り越えてきたからこそのパリ五輪だったので、あとはお互いの好きなことをやろうとなった」と松本選手が明かします。 永原選手は2人の関係について「性格が真逆。プレーの面でも真逆で補い合ってた。私は迷ったりマイナスに考えることがあるが、松本は前向きで助けてもらう部分があった。いろんな部分でお互いが補い合えた存在だと思います」と感謝を伝えます。 今後は違う道を歩む2人。松本選手は「別々の道に行くけど今後も気になると思う。終わってからもまだまだ支えられるところは支えて共に自分の人生として頑張っていこうという気持ちです」とペア解消後もお互い気を掛け合うと話しました。