【早出し】サクランボ、未来につなげる 山形でイベント、果樹栽培150周年の記念事業幕開け
「山形さくらんぼの日」の6日、来年の果樹栽培150周年に向けたイベント「さくらんぼイブニング」が山形市のやまぎん県民ホール前イベント広場で開かれ、サクランボシーズンの到来や150周年記念事業の幕開けをアピールした。 オープニングセレモニーで、吉村美栄子知事は「県民にとってフルーツはシンボルであり、誇りでもある。本県の果樹栽培を未来につなげるため、新たなチャレンジを行いたい」とあいさつした。山形聖マリアこども園(山形市)の年長児がダンスを披露して花を添え、やまがた農業女子ネットワークのメンバーが生産者を代表し、「日本一おいしいサクランボを全国に届けるためにベストを尽くす」と決意表明した。 会場では高校生による吹奏楽の演奏やダンスの披露もあった。「流しサクランボ」には多くの子どもが集まり、15メートルほどの流し台を流れる主力品種「佐藤錦」をスプーンで夢中になってすくっていた。同こども園の菊地琴羽ちゃん(5)は「サクランボ大好き。いっぱい食べたい」と話していた。