『呪術廻戦』の朴性厚監督最新作! 特報映像やスタッフ情報を公開
「呪術廻戦」シリーズの監督としても知られる朴性厚(パクソンフ)による完全新作オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』の続報が公開された。発表されたのは、ティザービジュアル、特報映像、制作スタッフ情報で、制作スタッフからのコメントも到着した。 朴性厚(パクソンフ)は、「呪術廻戦」TVシリーズ第1期や劇場版『呪術廻戦0』を手がけ、その圧倒的なアクション表現と作画クオリティで知られるアニメーション監督。2021年にMAPPAを退職すると、活動の場を自ら代表取締役社長を務めるアニメ制作会社<E&H production>に移し、オリジナルアニメ『NINJA KAMUI』を製作した。 そんな朴性厚(パクソンフ)監督が10年間構想していた企画を基に作られる完全オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』の追加情報が公開された。 まずはティザービジュアルについて。車に乗ったメインキャラクターと思われる3人が、塔のようにも見える建物に向かって突き進んでいる。フロントシートに座った白髪のキャラクターに関しては、サイドミラーに反射して顔が見えているのもポイントになりそうだ。 スタッフ情報も公開された。 シリーズ構成・脚本をアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』の脚本を務めた金田一士(あき)が担当し、キャラクターデザイン・総作画監督を2011年版の『HUNTER×HUNTER』や『オーバーロード』のキャラクターデザインを務める吉松孝博が担当することがわかった。 コンセプト・メカニックデザインを手掛けるのはアニメーション・ゲーム作品でのメカデザインや世界観デザイン、『ガンダム』『STAR WARS』シリーズを始めとするボックスアートデザイン、さらには声優など、様々な分野でマルチに活躍する天神英貴。そして、『頭文字D First Stage』『capeta』の監督を担ってきた三沢伸が、カーアクションが見どころの本作でカーアクションディレクターを務めるなど、その分野のスペシャリストらをそろえたスタッフ陣となった。 今回公開された特報映像の見どころは何と言ってもカーアクションだ。カメラを縦横無尽に回転させる朴性厚らしいスタイルが、三沢伸を迎えたカーアクションに映えて大迫力の映像となっている。 カーアクションこそ3DCGでの表現となっているが、カートゥーン調のものも含めた手描きの絵もかなり混ざっており、吉松孝博のデザインしたキャラクターたちがどう動くのかが、今から楽しみになるような映像となった。 豪華スタッフによるこの完全新作アニメーション『BULLET/BULLET』は、2025年夏よりディズニープラス「スター」で独占配信予定だということだ。『呪術廻戦』などで世界中の人々をワクワクさせた朴性厚の次回作を、ぜひお見逃しなく。 (C)E&H/GAGA
アニメージュプラス 編集部