中島啓太は池ポチャ2回で“クアドラプルボギー” 予選通過を果たせず「もっとレベルアップしないと」
<全米プロゴルフ選手権 2日目◇17日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71> シェフラー拘束時の衝撃姿【写真】 海外メジャー5度目の挑戦で、初の予選通過を目指した中島啓太。しかし、2日目は2バーディ・2ボギー・1クアドラプルボギーの「75」。トータル4オーバー・暫定116位タイに沈み、決勝ラウンドに進むことはできなかった。 10番からスタートした中島は、2.5メートルを沈めてバーディ発進。その後、16番でボギーを喫してハーフターンした。その後はパーを並べ、6番で再びボギー。そして迎えた7番パー5だった。 ティショットを左のラフに入れると、2打目はフェアウェイにレイアップ。池越えとなる3打目がグリーンに届かずに池ポチャ。打ち直しとなった5打目も再び池に入れ、7打目でやっとグリーン方向へ。8オン1パットの『9』で“クアドラプルボギー”を叩いてしまった。 「ちゃんとバーディを取るためにティショットをまずフェアウェイに置きたかったんですが、ミスになってしまって。 3打目のショットもミスだったので悔しいですね」と言葉を絞り出した。 2022年の「マスターズ」から、これが5度目の海外メジャー挑戦。過去4度はすべて予選落ちに終わっているだけに、この試合にかける思いは強かった。「過去のメジャーよりは粘り強かったと思いますけど、予選落ちは予選落ち。もっとレベルアップをしないといけない」と前を向く。 この後は、主戦場のDPワールド(欧州)ツアーに戻り、30日(木)に開幕する「ヨーロピアンオープン」(ドイツ、グリーンイーグルGC)に出場予定となっている。「今年はシーズンが始まった時から欧州で戦うことを決めていたので。次は(7月の)スコティッシュ・オープンぐらいが目標だと思う。そこまでしっかりやりたいと思います」と話し、コースを去った。