志摩スペイン村の入園料5700円に「安すぎません?」広報直撃! 大盛況報道で生まれた復活イメージに“中の人”が困惑する理由
昔ながらの志摩スぺイン村がそこにある
多角的なコラボイベントを行なうなどして、地方のテーマパークのなかでは新たな活路を見出して客層を拡大している志摩スペイン村。ただ、一見すると攻めのチャレンジばかりしているように見えるかもしれないが、成功の裏には今も昔も変わらないこだわりがあるそうだ。 「開園以来、お客さまに心のゆとりを取り戻していただくために丁寧な接客を心掛けています。お客さま一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしてきたからこそ、また遊びに行きたいと思ってもらえているのかもしれません。 また、アトラクションのラインナップを昔から大幅に変えていないというのも、当園の特徴であり、こだわりといえるかもしれません。今の大人世代が子ども時代に訪れたときと変わらぬ風景が広がっているので、懐かしく感じていただけているのではないでしょうか。 もちろん、今のお子さんたちが大人になって来園してくれたときにも、同じような懐かしさを感じてもらえればと思っています。当園にお越しいただいた際にはスペインのおおらかな気風に触れ、忘れていた心のゆとりを思い出せるような、そんなテーマパークを今後も目指していきたいです!」 ――志摩スペイン村の人たち、謙虚すぎません? 「いつも空いてる」というイメージは、こうした謙虚で低姿勢な志摩スペイン村だからこそ、噂が勝手にひとり歩きしてしまったのかもしれない。日々の仕事で心身ともに疲れている人はぜひ志摩スペイン村に足を運び、昔懐かしい風景やお客さまファーストの接客で心のゆとりを取り戻そうではないか。 取材・文/文月/A4studio
文月/A4studio