契約更改し、会見する今村信貴（カメラ・宮崎　亮太）

　巨人の今村信貴投手が２２日、大手町の球団事務所で契約更改に臨み、８００万円減の年俸３４００万円（金額は推定）で契約更改を行った。 　今村は今季、２軍では安定した成績を残しながら、１軍では７試合に登板して０勝０敗、防御率２・２５に終わった。「言いたいことは山ほどありますけどなかなか悔しいシーズンだったのは間違いないなと思います。僕にも使ってもらえなかった欠点はあると思うし、ずば抜けたものがないと使ってもらえないと思ったシーズンだった。使ってもらえるようにアピールしていかないといけないと思います」と語った。 　オフの自主トレについては「与論島でやる予定で、野球場はないみたいなんですけど、マウンドも作ってくれるみたいで、野球選手は来たことないみたいなんですけど…よかったら是非！」とにっこり。与論島は奄美群島の島で鹿児島県最南端の島。そこで単独でトレーナーとともに練習し、「心機一転というか誰も行ったことないところで、新しい自分が見つかるんじゃないかなと思って」と思いを明かした。 　来季へ向けては「年も重ねていっているので、このまま何もしなければ簡単に終わる年だと思いますし、もう一踏ん張りして、しっかりと結果残して、優勝の胴上げにいられるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。