大人気イラストレーター いちろう、絵本デビュー作『おふろ』の魅力とは
大人気イラストレーター いちろう、絵本デビュー作『おふろ』(ブロンズ新社)が、12月26日(木)に全国の書店で発売される。 【写真】ふしぎなバスボールがいざなう、愉快でヘンテコなおふろの世界 本書は、ふしぎなバスボールにみちびかれて、奇妙きてれつな世界に入りこんでいくファンタジーのお話。絵のいちろうさんは、雑誌の挿絵や挿画、漫画などで活躍している今注目のイラストレーターで、日常生活の一コマをていねいに描くあたたかな眼差しと、見慣れた風景を思いがけない角度から切り取る構図の面白さが魅力。本書がいちろうさん初めての絵本だ。 文の麦田あつこさんは、子どもの本の編集者として「だるまさん」シリーズ(かがくいひろし)や「しごとば」シリーズ(鈴木のりたけ)、ヨシタケシンスケ発想えほんシリーズ(すべてブロンズ新社)など数多くの絵本を手がけてきた。愉快でヘンテコなおふろの世界をリラックスして楽しもう。 「なかなか にぎやかなのを えらんだじゃないか」 "ふしぎや"のおばあさんから買った、ふしぎなバスボール。家にかえっておふろをわかし、体をしっかりとあらって、おゆにバスボールをいれると...なんと、ゆかいな「おゆにんげん」があらわれた! おふろのじゃぐちにすいこまれたぼくがきがつくと、そこは「おゆにんげん」のくに。 おゆのうえを、ぼよんぼよんとはずんだり、イルカになったおゆにんげんの背中にのっておよいだり、おゆのひこうせんでそらを飛んだり、おゆにんげんたちと大冒険をおもいっきり楽しみます。
文=リアルサウンド編集部