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　兵庫県芦屋市で知人に「刺された」などとウソをつき110番通報させ、警察の業務を妨害したとして、52歳の男が逮捕されました。 　偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、兵庫県芦屋市の会社役員・小野哲寛容疑者(52)です。 　警察によりますと、小野容疑者は4月9日午前6時前、兵庫県芦屋市西蔵町の路上で、知人に「刺された」とウソの説明をし、「振り向いたら刺された。カバンを盗られたと話している」という110番通報をさせ、業務を妨害した疑いがもたれています。 　当時、小野容疑者の腹部には2か所の刺し傷があり、病院に搬送され重傷でしたが、回復を待って話を聞いたところ、小野容疑者が「自分で刺した」と話したということです。その後、17日に退院をしたため、警察は逮捕しました。 　警察の取り調べに対して、小野容疑者は「自作自演の強盗被害を知人に説明し、知人に110番通報をさせたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。