生徒が育てた野菜を〝社食〟に提供 「おいしい!」社員も大満足【長野・安曇野市】
安曇野市にある企業の社員食堂で21日から2日間提供される特別メニューです。地元の高校生が育てた野菜が使われています。 食欲をそそるピリ辛味の「マーボー大根」に…ダイコンのツマたっぷりの豚しゃぶサラダ。 ダイコンおろしを使った「たれ」付きです。 安曇野市で空調機器を製造するデンソーエアクール。社員食堂で2日間限定の特別メニューが始まりました。 ■社員 「(ダイコンは)あまり辛みもなくさっぱり食べやすくすごくおいしい」 主菜はダイコンをふんだんに使ったこの2品。ダイコンを作ったのは…! 地元の農業高生!授業の一環で栽培していて社員食堂の食材で使ってもらおうと、ダイコンとハクサイ合わせておよそ180㎏を収穫しました。 ■南安曇農業高校の生徒 「頑張って作ったんだよという気持ちがあるので、おいしく食べてもらえらばうれしい」 社員食堂メインのおかず2品の他、味噌汁の具材やきんぴらにもダイコンが使われています。 特別に農業高校の生徒が招待され、その味を堪能しました。 ■南安曇農業高校の生徒 「南農で作ったものが社内食堂でおいしく食べてもらえるのがすごくうれしい」 ■デンソーエアクール人事総務部・宮田斉昭部長 「生徒たちは学んできた成果が実感できるし、当社の社員は安心安全でおいしい食事ができる。地域と連携して皆でこの地域を元気にしていきたいなという思いです」 22日はハクサイを使った別のメニューが提供されます。