天井から4面LEDビジョン、客席5000以上…新B1基準アリーナ、改修基本計画案を公表 鹿児島市、パブコメ開始
鹿児島市は西原商会アリーナ(永吉1丁目)リニューアル基本計画の素案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)を始めた。開館から30年以上が経ち、設備の更新が必要なため、プロスポーツ観戦に対応できるよう2026年10月までに改修する。 【写真】〈関連〉全展開された移動観覧席のイメージ写真(鹿児島市の基本計画素案から)
メインアリーナで座席の改修を計画。現在一部にある収納型の移動観覧席を全周に設置し、飲食も可能にする。シミやほつれが目立つ固定席は布張りを交換。現在の音響操作室をVIPルームに改修する。鹿児島レブナイズのホームアリーナとして、バスケットボールBリーグが26年に創設する「新B1」基準を満たす5000席以上の確保を目指す。 演出面でも天井から吊り下げる4面のLEDビジョンなど映像を中心に強化。エンターテインメントの場として整備を進める。 意見公募は6月10日まで。市は寄せられた意見を踏まえ、25年3月末までにリニューアルの基本・実施設計を行う。市スポーツ課によると、概算の改修費用は、基本設計がまとまった時点で固まる見通し。
南日本新聞 | 鹿児島
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