元妻への殺人未遂事件で31歳の被告の男に懲役6年の判決(福島)
福島放送
福島県いわき市の無職、鈴木駿被告(31)は去年10月、元妻の背中を包丁で3回刺すなどして、殺害しようとした罪に問われました。 この裁判員裁判では被告に殺意があったか、刑事責任能力を問えるかが争点となりました。 これまでの公判では、検察が「被害者に一方的に恨みを抱いた末の犯行」として懲役7年を求刑した一方、弁護側は「薬およびアルコールの影響を受け、突発的で無計画だった」などと主張していました。 18日の判決公判で下山洋司裁判長は、「被告は、人が死ぬ可能性が高い行為と分かっていた」などとして、懲役6年を言い渡しました。