UBSが元GSの王氏を採用-日本のソリューション事業強化へ
(ブルームバーグ): UBSグループは、顧客ニーズに応じた運用商品の提供などのソリューションビジネスを強化するため、ゴールドマン・サックス・グループでマネジングディレクター(MD)を務めた王穂澄氏を東京で採用した。
UBSの広報担当者によると、王氏は今週、UBS証券にMD兼ストラクチャリング・ヘッドとして入社した。顧客の求めるリスクやリターンに見合ったデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ投資商品などの組成を主導する。
UBS証券の中村善二社長は、「クレディ・スイス・グループ買収により獲得した再保険提供プラットフォームに加え、王氏の深い見識と経験は、弊社のソリューションビジネスにおいて重要かつ戦略的な役割を果たす」と電子メールで述べた。
王氏のリンクトインのプロフィルによると、同氏は最近までゴールドマン・サックス証券に在籍し、ストラクチャリング担当のMDなどを務めていた。
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Takashi Nakamichi