血糖値を下げる助けも! 紅茶の知られざる健康メリット
※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ホットでもアイスでも、フレーバー付きでもプレーンでも、地球上で一番人気が高いお茶の一つである紅茶。17世紀の中国を起源とする紅茶は、18世紀にヨーロッパに持ち込まれると、世界中で愛されるようになった。今日では、紅茶はローカルのお店からスターバックスなど、あらゆる場所で見つけることができる。手頃な価格で飲むとホッとする、おいしい紅茶にはさまざまな健康上の利点があり、毎日1~2杯飲めば慢性疾患を避け、長生きになり、集中力を高められるそう。
心臓の健康に貢献
紅茶には血中コレステロールを下げるテアフラビンと、心臓病のリスクを軽減する抗酸化物質として知られるフラボノイドが含まれている。紅茶を飲むと血圧が下がる効果も期待できるそう。
フリーラジカルと闘う
紅茶に含まれる抗酸化物質は、フリーラジカルによるダメージから体を保護するのに役立つと考えられている。フリーラジカルは環境を通して体内に侵入し、細胞にダメージを与え、炎症やそのほかの症状を引き起こすという。
集中力を高める
紅茶には、カフェインと集中力の向上に役立つアミノ酸であるL-テアニンが含まれている。この二つの組み合わせによって、エネルギーレベルと認知能力の向上に期待ができるとか。
死亡リスクを軽減
一日に少なくとも二杯の紅茶を飲む人は、飲まない人と比較して、全体的に死亡リスクの低下(原因に関係なく)につながったそう。毎日紅茶を飲む人は、心臓病や脳卒中のリスク低下の可能性もある。
一部のがんのリスクを軽減
紅茶に含まれるポリフェノールは、一部の皮膚がんや口腔がんなど、特定のがんと闘うのに役立つことが研究で示唆されている。ほかにも、乳がん、肺がん、甲状腺がんなどのリスク軽減に役立つ可能性があるという研究報告もあるそう。